だから私は人間の形をし 幸せについて語りさえしたのだ

 

6月の後悔。

 

せっかく谷川俊太郎が福岡に来て各所にイベントが開かれてたのに、体調崩したしでお目にかかれなかったこと。

 

たぶん、はじめて谷川俊太郎の詩を認識したのは、いつぞやのネスカフェのCM。

 

これで朝のリレーを知った。

https://m.youtube.com/watch?list=PL12CDD155E871767D&v=2GYBc1X8SU8

 

それはあなたの送った朝を

誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ

 

あぁ、愛おしい。

 

そんな私は今日は眠らないまま

朝を迎えたわけだが!!!

 

 

そのあと中学2年のとき、合唱コンクールで、「春に」を歌った。

 

心のダムにせきとめられ

よどみ渦まきせめぎあい

いまあふれようとする

この気もちはなんだろう

 

 

さっき、ふと、

Apple musicでHALCALI懐かしいなー

って見てたら

芝生 feat. 谷川俊太郎 なる曲を発見。

 

HALCALIと言えば、

夏休みに一人きりの家でいつもスペシャ見てたんだけど、

そのころはいつもHALCALIのギリギリ・サーフライダーが流れてた。

 

だから、HALCALIとくると思い出すのは夏休み。

 

とはいえ、芝生はノーチェックだったな。

 

聴いてみたらじーんときたので、歌詞載せておきますわい。

 

今からでも少し寝ましょうかね。

 

臆、私の生活リズム・・・。

 

ラララ・・・

 

地球なんて

どこにも見えない

あるのはこのありふれた

このDay Lightが

照らすストーリーの数々

ある夏の終わり

グリーンな芝生の上

いつどこから

来たかは分からず立つ

立ちつくし美しい

グリーンを見る

純粋な眼となり

芝生の上に立つ夏

はるか彼方の風景から

この体まで続く自然

それは皮膚を通り抜け

ありとあらゆる細胞まで届く

突然そんな理解

眉間を光のように走る真昼

クリーンなグリーンを濡らし降る雨は

遠い未来のCGみたい

 

雨上がり樹々が光り

去り行く黒いくもり

何かがふいにきらり

芝生の上にひとり

小鳥そばにひらり

いない私のとなり

音となりて視界

心となるなり

見渡す限りGreen&Green&Green

体を駆けるSweet Mystery

このグリーンに意味あり

行きなさい

鳥となり空に舞い

言葉を拒むGreen&Green&Green

体を溶かすDays of Melody

このグリーンに意味なし

あるようにある

すべての色と同じ

なにも知らぬことを知ることで

孤独はむしろ消え去る

季節はなすがままに流れ

枯れゆく樹々に見る

過ぎ去りし日々

歴史は決してくり返さず

聴こうとする意思に耳すま

明日は明日で

何も足し引きできず

明日としての今日をなす夏

見渡す限りGreen&Green&Green
体を駆けるSweet Mystery

このグリーンに意味あり

行きなさい
鳥となり空に舞い
言葉を拒むGreen&Green&Green
体を溶かすDays of Melody

このグリーンに意味なし
あるようにある
すべての色と同じ

フィルムは何も焼きつけず

ひるむこともなく

風車のように

回しまわされ巻き上げる風

カメラは気まぐれ

急に夕暮れ

私は街に立っている

あの芝生は消え通りに人…人…

成長を止めた

ビルたちの足元に

Flowする遠いボーイフレンド

いとしいSweetを想う夜の

Bitterに似た感情は海

浮足立って走り出すこれが幻でもどうでもいい

苛立つクラクションを後方に

頬に風受け車分け駆ける

不意に何かに似る

身に覚えのない殺意のような

いわゆるミサイル

 

(『そして私はいつか

どこかから来て不意に

この芝生の上に立っていた)

なすべきことはすべて

私の細胞が記憶していた)

(だから私は人間の形をし

幸せについて

語りさえしたのだ』)

 

ラララ・・・

 

歌詞:谷川俊太郎・SUPANOVA

 

 

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